ヨルシカの「憂、燦々」でギューッとなった。

スポティファイから、ふと、ゆうさんさん。

元歌はクリープハイプ。

この歌を聴くといつもどうしようもない気持ちになる。

男女の非対称性というか。

「離さないでいてくれるなら いつでも許してあげるから」とか。

なんとなくダメ男とメンヘラ彼女の話のように思ってるけど合ってるのかな。笑

 

こういう感じを表現できるのって本当にすごい。

関係性や一緒にいる理由、過去まで少し垣間見える感じ。

リアルな関係性の中ではさ、キレイゴトばかりじゃなかったりするじゃん。

悪い男につかまってしまう女の子や、わかっていても離れられない感じ。

逆もまた然りではあるけどな。

小悪魔的な女と離れられない男のパターンもあると思う。

 

そんなひとつひとつの物語を想像してしまって心がギューッとなる。

この曲はクリープハイプにしか表現できないと思ってたけど、ヨルシカさんにも合ってるね。

 

男の気持ちも女の気持ちも想像してしまうんよなぁ。

20代のまだまだ未熟な男女間ではこういう構図、想像以上にある気がする。

どうしようもない気持ちになるけれど、でも愛しくもある。

 

自尊心が低く、なんでも許してあげるしなんでもしてあげるから、どうかひとつだけ、離れないでいて。そばにいて。という願いを握りしめている女の子。

好きな人に対してそんなふうに思ってしまう気持ちがすごくわかる。

自分も本来そういうところがあるから。

キレイな形じゃなくてもいいから、どうかそばにいてほしいと。

おいていかないで。と。

 

いつからか、相手が離れていった時に深追いしなくなっていったな。

追ってもいい話にならないことばかりだったからかな。笑

気持ちが離れた相手からしてみれば、追えば追うほど好きとはかけ離れていってしまうだろうしな。

 

もともと、なぜか必要以上に人を好きになりやすかった。

基本的に女性は魅力的すぎるよな。

声や容姿だけじゃなく、真っ直ぐな精神姿勢であったり凛としている感じだったり。

逆に堕落してしまっている人は、それはそれで違う魅力があったりする。

メンヘラの女の子がやけに可愛らしく見えることがあるのもそのせいだろうな。

野良猫のように独自の感覚と生き方をしている女性も、どこまでも男に染まってしまう人も、正反対の性質でもそれぞれに魅力があるんよなぁ。

その魅力を感じすぎる。

 

憂、燦々を聴くと頭の中をコーヒースプーンでぐるぐる回されるような気持ちになる。

愛しさも切なさも全部混ざっていって苦しくなって善悪もごちゃまぜになって。

ショートフィルムを見たような気持ちになる。

 

愛しさを思い出させてくれる曲。

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