「かがみの孤城」の最後の伏線回収は好き。

引きこもりの女の子が鏡の中に引き込まれ、同じように学校に行けない子たちと不思議な空間でコミュニケーションをとっていくというお話。

鍵を見つけると一人だけ願いが叶えられる、17時になる前に戻らないと狼に食われてしまう、一人でもルールを破ると同じ時間帯に鏡の中に入っていた人も連帯責任で狼に食われてしまう。

 

不登校というテーマについて考えさせられた。一度学校に行けなくなると再び行くのってすごく勇気がいるよな。普通の人が普通にできることを自分はできない。。と自分を責めてしまいがちなんよな。理解してくれる人が心を救ってくれる。特に親の理解は大きいわな。

 

学生時代の理不尽ないじめは、その世界がすべての子どもにとっては重すぎる。ネットを見回してもひどい言葉が飛び交っていて見知らぬ人から全否定されることもよくある話。

よく知らず飛び込んだ繊細な子はひどく傷つくかもな。徐々に慣れていった大人とは違う。いきなりネットのど真ん中ってムズそう。

不登校を経験した人に刺さる作品ではあると思うけど、不登校を経験していない人も楽しめると思った。

 

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