最小単位は「1」だと認めることから始まる物語。

必ずしも希望や理想と現実が一致するとは限らないということを知っていくんよな。生きている中で。

どこか、他人も含め一つの存在だと思っていた。他人も自分の一部であり、自分も他人の一部なのだろうと。それはそうなのかもしれない。

でも、一旦、最小単位は「1」という認識で過ごすことが大切だと感じてる。少なくとも今は。

自分一人が最小単位ということを知れば、周りに人がいてくれることや理解してくれることが当たり前じゃないということに気がつく。

悲しかったことや寂しかったことも、そもそもそれが当たり前だったのだということに気がつく。

そのうえで、最小単位が1だということにも関わらず、気にかけてくれた人のありがたみに気がつく。

家族であろうと友達であろうと、理解し合えない部分は理解し合えないでしょ。

最小単位が自分一人ということであれば、相手と自分が同じじゃなくていいと分かる。

相手は相手でいいし、自分は自分でいい。

その上で、適切な距離感が分かるようになる。

愛しい、どうしてるかな、元気でいてくれるといいな、そんなふうに思える「少し物足りないくらいの距離感」が、おそらくお互いを大切に思える距離感なのだと思う。

近すぎると大切な人すら傷つけてしまったりウザったく思ってしまうことがあるでしょ。そんなふうに思いたくないよな。

よくわからなくなってしまった時は、最小単位に周りの人を含まずに考えてみれば分かる。

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