先日、夕方に自転車で移動してた。
空のグラデーションがとても美しい日でさ。
見とれてたよ。
あれ、なんであんなにキレイなんだろうな。
なんだかカクテルグラスに入ったドリンクのよう。
時間とともに沈んでいく。
暗闇が覆い尽くそうとしているのに、なんだか嫌な感じがしなくて。
あのような空を見るたびに、こんなにも美しく創り上げてくれた創造主に感謝する。
創造主って誰なん。笑 って心でツッコみながら。
本当美しいんよ。花の鮮やかな色もそうだし、新緑の爽やかさも素敵だし、秋のさみしげでアンニュイな雰囲気も好きだし。
とりわけ、世界が切り絵のように見えるシルエットとグラデーションの世界に変わる晴れた日の夕方が好きだ。
いつまでも見ていられるし見ていたい。
風もまたいいんよな。
匂いも。
本題に戻ろう。
角を曲がろうとした時、歩行者がいた。
そんな素晴らしい夕方だったから、きっとその人も空気感を楽しみながらのんびり歩いていたのだと思う。
ちょうど曲がろうとした場所にその人がいて、前を横切るわけにもいかないし、少しスピードを落とした。
気を使わせたくなかったので、自分の存在自体を気づかないようにできればよかったんだけど。。
気を使わせてしまったかもなぁ。。って思って、小声で「あ、すみません。。」って言った。
そしたら、相手も同じくらいの小声で「すみません。」って言った。
ちょっとしたことだけど、名前も知らない通りすがりの人同士がこうやって相手を慮って、悪く思うんじゃなく謙虚に接することができるのって素敵だと思ってね。
自分の謙虚アピがしたいわけじゃないよ。笑
そういうことじゃなくて、心に余裕を持って相手にイライラするんじゃなくていられたら一番いいなと思って。
素敵な夕方に自分も自分以外の人も快適にいられたなら素晴らしい。
まぁ、食料品を買いに行ってただけなんだけどね。笑
日常の中にも素敵な風景や体験っていうのは転がってるもんだ。
それを素敵だと感じられるかどうかだけなんだな。
意地悪な人や感じが悪い人と接することがほとんどなくなったので、無駄にストレスを抱えることがなくなった。
優しく思いやりにあふれる人というのは、常に周囲を優しい気持ちにしてる。
本人が意識しているかどうかに関わらずね。
知り合いで、すごく周囲の人たちに愛されてる人がいる。
その人を見ていると、いつも楽しそうでなんだかずっとニヤニヤしててさ。笑
本人は楽しく日々を過ごしてるだけだと思うんだけど、無意識に楽しい気持ちを振りまいてる。
自分はそんなタイプではないけれど、できるだけ悪意を持たずに優しく生きられたらいいな。
心のそこではそう思ってる。
余裕がなくてうまくできない時もあるかもしれないけれど。
誰もが明日に悲観せず快適に暮らせたらいいと思ってる。
他人同士であっても、あたたかい気持ちで接することができたらええよな。
コメント